オリジナルヒーロー妄想小説・「光龍」

オリジナルヒーローの妄想小説と雑談のブログです。残虐シーンや18禁シーンも出てくるので、未成年の方や趣向の合わない方はご遠慮下さい。

最終回 残虐!ギルモア大帝の罠(前編)


最終回 残虐!ギルモア大帝の罠(前編)

最強怪人カブトラーの死は、ギルモア大帝にとっても
大きな痛手であった。
ギルモア大帝は、光龍達の抹殺を企てるのであった。

カブトラーの事件から2ヶ月。2月に入り寒い日が続く、
東京にも雪が降り積もった。そんなある日、ヒカルは
追試レポートの提出のために、大学に来ていた。
大学の図書館。個室になっている自習室で悲鳴が上がる。
ヒカルや図書館にいた何人かの学生が、駆けつける。
自習室の入り口に、女子学生が腰を抜かして、座り込んで
部屋の中を指さし、震えている。
ヒカルが覗くと、部屋には首を切断された女子学生が
テーブルに寝かされて、切り落とされた首を胸の上に
置かれて、入り口の方を怯えた目が凝視している。
壁には、「この者、光龍の名の下に殺されたり。」と
いうメッセージが被害者の血で書かれている。
ヒカルは現場を見て、驚愕する・・・
ヒカル「な、なんで?・・・なのために・・・。」

その日、ヒカルは早々に図書館を離れ、自宅に向かう。
ヒカルが住宅街の小さな公園の前を通りかかった時に、
キャァー!!女性の悲鳴が上がる。
ヒカルが駆けつけると、公園のベンチに3歳くらいの
男の子が寝かされ、切断された頭が、胸の辺りに置かれ
ている。ベンチの背もたれには、「この者、光龍の名の
下に殺されたり。」と先ほどと同じメッセージが血で
書かれている。
ヒカルは現場をみて、愕然とする。

さらに、駅前の本屋に寄ると、本屋の天井に首を切り
落とされた青年が吊され、同じメッセージが血で書かれ
ていた。

さらに、駅のトイレでは女子高生が、バイクを駐車して
いた駐車場では若い男性が、同じ状態で殺されたのだ。


ヒカルは寄り道をせずに自宅に戻り、閉じこもる。
ニュースではこの連続殺人を大々的に報道していた。
光龍は正義の味方ではなかったのか!?とか、これは
暗黒帝団の偽装だろうとか、いろんな事を言っている。
リョウとケンが、やってくる。
ヒカルは、精神的にかなりダメージを喰らっている様子だ。
ヒカル「なぜだ?・・・なぜなんだ?・・・」
とつぶやいている。自分がやったわけでないにしろ、自分の
名前で、面識もない人たちが殺されていくのは、耐えられ
なかったのだ。ヒカルはリョウの胸ぐらを掴んで、
ヒカル「リョウ!なんでなんだーーー?」
と叫ぶ。リョウは、ヒカルの手を離して、イスに座らせる。
リョウ「おそらく、敵の狙いは今のヒカルのその状態だよ。
    自分を責めて、自分を見失っている。」
ヒカル「・・・」
リョウ「そんな状態で、まともに戦えるのか?それが、
    あいつらの狙いだと、俺は思うよ。」
ヒカル「しかし・・・」

その時、窓の外から声が聞こえる。
怪人「光龍よ・・・」
ヒカル達は、窓の外を見る。
ヒカル「誰だ!」
向こうに、怪人の陰が見えるが、姿はわからない。
怪人「どうだね、自分の名前で罪もない人間が殺されて
   いくのは。」
ヒカル「貴様が、犯人か!」
怪人「まだまだ続くぞ。楽しみにしていろ!」
ヒカル「俺が狙いなら、俺と戦え!」
ヒカルは、窓を飛び出していく。
怪人「さらばだ!」
怪人は夜空に消えていく。
ヒカル「待て!!俺と戦え!!!!!」
夜空にヒカルの声が虚しく響く。
ケン「ヒカル大丈夫?今は、休もうよ。ヒカルが倒れて
   しまうよ。」
ケンが追いかけてきて、ヒカルを家に連れ戻す。

次の日も、ヒカルは家に閉じこもっていた。しかし、
ニュースでは、その日も「この者、光龍の名の下に
殺されたり。」のメッセージと共に殺される事件が
相次ぐ。小学校の音楽室で5年生の女の子、市役所の
トイレで市役所職員の男性、交番で警官、病院の屋上で
看護婦さん、ファミリーレストランの駐車場で男性の
5名が殺された。

その夜も、ヒカルの家に謎の怪人が現れる。
ヒカル「やるなら、俺を殺せ!!」
怪人「もっと苦しむがいい・・・。」
と言って、夜空に消えていく。

そんな日が10日ほど繰り返される。

その夜、ヒカルの家にもう一人、訪問客があった。
岡山に戻った大道寺だ。
大道寺「竜崎は、大丈夫か?」
出迎えたリョウに大道寺が聞く。リョウは首を横に振って
リョウ「精神的にかなり参ってます。日に日にやつれて
    いくような・・・」
大道寺に答えながら、リビングに招き入れる。
ヒカル「先輩、先日はありがとうございました。お礼も
    言えずに・・・。今日は・・・?」
大道寺「竜崎!しっかりしろ!そんなことでどうする!
    檄を飛ばしに来た。」
ヒカル「・・・」
大道寺「それと、今日はリョウ君とケン君に渡す物が
    あってね。」
大道寺は、トランクケースをテーブルに置く。
中には、拳銃のような物が2つ入っていた。
ケン「大道寺さん、これは?」
大道寺「マグナX光線銃と言いたいところだが・・・」
大道寺は笑いながら・・・
大道寺「既にマグナXの生成技術は失われたので・・・。
    これは普通の熱線銃だな。大した威力はないが、
    ライフルよりは威力があるし、少しは君たちの
    役に立つと思うよ。」
ケン「わぁ〜ありがとうございます!!」
ケンは無邪気に喜ぶ!
大道寺は、熱線銃の取り扱いを説明する。
大道寺「・・・だから、エネルギーの注入もこうして
    出来るので・・・」
リョウ「大道寺さん、ありがとうございます。」
3人が話している間、ヒカルは部屋の隅でボーっとして
いる。

翌朝、大道寺は岡山に帰る。
大道寺「リョウ君、ケン君、くれぐれも竜崎を頼む。」
ケン「はい!」
リョウ「わかりました。ありがたく、熱線銃使わせて
    もらいます。」
大道寺は、後ろ髪を引かれながら、ヒカルの家を後に
する。


その夜、謎の怪人が現れる。
怪人「光龍よ、明日8時に、カブトラーが死んだ場所まで
   来い!良い物を見せてやろう。」
そういうと、怪人は夜空に消えていく。


最終回 残虐!ギルモア大帝の罠(前編)
  1. 2008/12/02(火) 08:33:04|
  2. 光龍・第1部
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